プロジェクトマネジメント

計画実行率100%、業務の見直しで慢性的な人員不足を改善

輸送用精密機能部品の製造、販売会社

組織の課題

  • 目標設定が有って無いような状態で業務を行っており、目標達成しなくてあたりまえという雰囲気であった。
  • 各メンバーの技量に任せた業務推進。
  • 課題や問題発生による計画の遅れが日常的に発生。
  • 無駄な作業が発生しており、慢性的な人員不足。
  • 立案した計画が始動してすぐに遅延するケースが度々発生。
  • 上記問題に対し、マネジャーが問題発生の原因まで調査できておらず、その場しのぎの表面的な指示しかできていない。

壁マネジメント導入後の成果

  • 目標に対する意識が高まった。与えられたテーマに対し、期日・予算・効果をクリアするために、各メンバーが自ら考え、動く空気になった。
  • 計画実行率が50%から100%に。
  • 作業工程の複合化、作業機の導入等の新規プロジェクトを立ち上げ。3ヶ月連続、プロジェクト推進率100%を達成。本プロジェクトにより各工程での省人が可能に。

営業

若手営業への教育が、全メンバーのスキルアップに

企業用無線システムの設計から販売まで行う一気通貫型のメーカー

組織の課題

  • 若手営業担当の教育が急務であったが、時間をとれず、後回しになっていた。
  • 各営業担当の問題点が漠然としか把握できておらず、実質放置している状況であった。
  • 若手のスキル不足をセッションでカバーできておらず、本人の問題として片付けられがちであった。

壁マネジメント導入後の成果

  • 営業のスキルアップ手法として、ベテラン社員と月間40件の同行訪問を実施。
  • 必要スキルを習得できているかを見える化し、フィードバックすることで、今後注力すべきポイント等が明らかに。
  • 受け身だった若手営業担当が商談の事前準備を行うなど、能動的に行動するようになった。
  • 複数メンバーが若手社員に同行することで、様々な視点から、議論が生まれ全メンバーのスキルアップに繋がった。

「自主性」に惑わされない営業改革で、販売数189%アップ

建設用資材の製造・販売をグローバル展開する都市空間移動システムの専業メーカー

組織の課題

  • 部下の自主性に任せ過ぎた結果、部下の営業活動内容をチェックできておらず、商談の質にバラつきがでていた。
  • 各メンバーに目標達成の意識がなく、日々なんとなく営業活動を行っていた。
  • 各営業が個人プレーしており、他メンバーに興味を持っておらず、営業時に有効な情報の共有等もできていない状況であった。

壁マネジメント導入後の成果

  • メンバー全員が目標予算に焦点があったことで「キーマンと会う」など商談が進展しやすい行動をとるようになった。
  • 毎日一定数以上のアポ訪問が習慣化し、月間目標予算に対する予材が2倍以上積み上がるようになった。
  • 販売推奨商品の半期売上数が27件→51件に。
  • マネジャーが部下の業務の進捗状況を確認し、行動に介入することが習慣化し、予材を確保するための行動を具体的に指示できるように。受注率ともに各メンバーの営業スキルが向上。

工場改善

自己満足の改善業務から、効果主義の取り組みで生産性アップ

精密部品の加工の開発・製造・販売メーカー

組織の課題

  • 製造の作業工程に対し、問題意識はあるが、時間がかかる案件については後回しになっていた。
  • 改善業務が改善効果のより、「改善作業」自体に意識が向いた。作業を行って満足という雰囲気になっていた。
  • 各メンバーが個々で改善業務に取り組んでおり、プロジェクト全体で考えた場合の効率や改善率などを検討できていなかった。

壁マネジメント導入後の成果

  • 機械設定回数25%削減に成功。機械の稼働率が上がり、工場の生産性がアップ。
  • 改善効果に意識が向き、各メンバーが正しい優先順位付けを行い改善業務に取り組めるように。
  • メンバー間の協力体制ができ、チーム単位での改善業務が可能になった。

生産計画の徹底で工場の稼働率を18%向上、メンバーが自ら考え行動できるように

原料選定から加工、出荷まで一気通貫型のお茶メーカー

組織の課題

  • メンバー間で情報の共有がなされておらず、緊急対応や欠員時のフォローができない状況であった。
  • 生産計画や工場の稼働時間に意識が向いておらず、行き当たりばったりで製造を行っていた。
  • 各工程のスケジューリングができておらず、工場の稼働率が70%を超えることは稀であった。
  • 業務上、必要最低限のことはできているが、新たに設定したルール等は守ることができず、「守らなくてあたりまえ」という空気ができていた。
  • 「自ら考え行動する」ことができず、指示待ちになりがちであった。

壁マネジメント導入後の成果

  • 機械の稼働状況を数字で確認することを徹底し、67%であった工場の稼働率を85%まで上げることに成功。
  • 生産計画を立てて、計画通りに製造することを習慣化できるように。
  • 生産計画をメンバー内で共有することで、互いの業務内容の理解が深まり、緊急時のフォロー体制ができた。
  • マネジャーの指示がなくても、各メンバーが製造状況を確認し、自ら必要な行動を取れるように。
  • 人員の配置なども、メンバー同士で話し合い、予定を組めるようになり、状況に応じた人員の最適化が随時できるようになった。

金型交換時の確認作業の徹底で、設備停止時間を月間1500分削減

国内外で電磁鋼板や金型の製造・加工を行う金属メーカー

組織の課題

  • 製造現場において、監視の目が行き届かず、作業を部下任せにし、場合によっては問題を放置していた。
  • 機械の部品交換時に、確認すべき項目の確認を怠り、トラブルが発生。
  • 各確認作業が担当任せになっており、誰も見ていない状況のため、確認を怠っても分からない状況であった。
  • トラブルによる設備停止が月間4000分近く発生しており、工場の稼働率を下げていた。

壁マネジメント導入後の成果

  • 機械の金型交換時の確認作業の実施率を100%に。
  • 確認不足によるトラブルが0に。
  • 設備停止時間を月間1500分削減。
  • 各担当の技術レベル向上のため、現場主導で勉強会を実施。レベルの向上だけでなく、メンバー間のコミュニケーションが活発になり、業務においても報連相がスムーズになった。

店舗運営

行動目標を明確にし、前年比売上28%アップ

全国約70店舗展開するブランドギフトショップ

組織の課題

  • 店舗スタッフに対して行動目標を定めておらず、各自が「なんとなく」接客している状況であった。
  • 来店客にしっかり接客できておらず、機会損失が目立っていた。
  • 数字目標への達成意識が薄く、各目標に対して具体的な行動ができていない状況であった。
  • 売上目標未達成があたりまえになっており、各スタッフが自分の限界値を決めてしまっていた。

壁マネジメント導入後の成果

  • 行動目標が明確になり、各スタッフの数値目標達成意識が高まった。
  • 個人売上実績が前年比平均128%に。
  • 来店客へのアプローチ目標の達成率が72%→108%まで改善。その後も安定してアプローチ目標を達成。
  • 各スタッフが自身の限界値を超え、目標達成に向け、工夫し接客できるように。

重要行動指標の数値改善で、売上金額がアップ

全国約20店舗展開する生活雑貨販売店

組織の課題

  • 全店舗が、安定的に売上目標を達成することが難しいと社長自身が感じており、それが全社員に伝わっている状態であった。
  • 問題のある行動をしたスタッフに注意できない店長が一定数存在していた。
  • 全店共通の「8つの重要行動指標」に取り組んでいる店舗がほぼおらず、指標が形骸化していた。

壁マネジメント導入後の成果

  • 2店舗が安定して「8つの重要行動指標」を達成。残りの店舗についても、2項目以外はすべて達成できるように。
  • 重要行動指標の数値改善により、売上金額アップ。お客様の商品体験コーナーから販売に繋がるなど、売上に繋がる効果が出てきている。
  • 全店舗が「売上目標達成」に焦点があい、全社員・スタッフが「売上目標達成」に向け具体的な行動を取れるように。

新規事業立ち上げ

知識0の新人2名新規事業を立ち上げ、4ヶ月で受注1,300万円達成

全国5拠点で展開する会計コンサルティング企業

組織の課題

  • マネジャー1名、会計知識ゼロの新人2名で新規部署の立ち上げ。
  • 業務をほぼマネジャーひとりでこなしており、部下に仕事を任せられていない状態であった。
  • チームで方向性が揃っておらず、目標受注金額にむけ、個々がバラバラに活動していた。
  • 組織が体系化しておらず、各担当が自分の役割を把握できていなかった。

壁マネジメント導入後の成果

  • 会計知識ゼロの状態から、決算・記帳・税務申告の一通りの業務ができる教育カリキュラムを作成。新人2名の教育はもちろん、他部署でも横展開され、社内の新人教育の所定プログラムに。
  • 受注金額0円→4ヶ月で1,300万円を達成。
  • 部署全体が個々のミッションとタスクを理解し、能動的に仕事に取り組めるように。
  • 業務負荷が分散され、マネジャー自身が付加価値の高い新規案件にチャレンジできる環境ができた。

残業削減

人・モノの時間短縮で残業時間を40時間削減

国内外に生産拠点をもつ産業資材メーカー会社

組織の課題

  • 勤務時間を気にせず仕事をする習慣が組織にあり、業務量に関わらず、各メンバーが気ままに残業を行っていた。
  • 製品の加工工程において、短縮できる業務があっても誰も改善しようとしない状態であった。
  • 部下に対する指示・アドバイスが、声がけ程度の軽いもので、十分にコミュニケーションが取れていなかった。

壁マネジメント導入後の成果

  • 月間90時間を超えていた残業時間が、月平均48時間まで削減。
  • 40品目に関し、加工時間の10%削減に成功。計2900分の時間短縮に。
  • 各メンバーが「時間短縮」の意識をもち、自ら考え行動できるようになった。
  • 各業務の期日を明確に設定することで、逆算する習慣ができ、業務時間の短縮に繋がった。